防火設備検査員とは

防火設備検査員とは

2022年6月5日

「防火設備検査員」とは、平成28年6月1日施行の建築基準法改正により防火設備定期検査制度ができたことに伴い新設された国家資格です。

建築基準法第12条第3項に基づき、政令または特定行政庁により指定された建築物の防火設備(感知器連動で動く防火扉・防火シャッター等)は、所有者等が定期的に建築士または防火設備検査員に検査させ、その結果を特定行政庁に報告することが義務づけられています。

防火設備検査員の資格を取得するには、国土交通大臣の登録を受けた機関が実施する「登録建築設備検査員講習」を受講し、修了考査に合格する必要があります。修了考査に合格し「修了証明書」の交付を受けた後、国土交通省地方整備局に「検査員資格者証」を申請します。

弊社代表もこの防火設備検査員資格を持っています。この資格を持っている方の中でも防火扉・防火シャッターのメンテナンス経験があるかどうか、で検査や検査後の是正工事がスムーズにいくかどうかが決まります。